電線には2種類あって送電と配電はどう違う?
送電と配電。
両方とも電気を流す電線ではあるんだが、いったい何が違うんだろうか。
先日の日記に登場した
東京電力の電気・電力辞典に、
「電線」の項目は見つからなかったが、
「配電線」「送電線」があった。
それによると、
「発電所で起こされた電気は変電所を経由して、
みんなのお家にとどく。
その電気が通る線路が送電線。
ただし、最後の変電所からお家までの間は、
送電線といわずに配電線と言う」(一部編集済)そうだ。
つまり、
発電所
↓ 500,000V
超高圧変電所
↓ 275,000kV
1次変電所
↓ 154,000V
2次変電所
↓ 66,000V
配電変電所
だいたいこんな感じで、
発電所で作られた電気50万Vが
配電変電所に電気が送られるまでに何度か変電所を通り、
だいたい6万6千Vまで変電されて届く。
この間の電線は全て送電線なわけだ。
配電変電所
↓ 100〜200V
各家庭
で、そこから各家庭などに電気が配られるから
配電線と呼ぶことになるのか。
最後は100Vや200Vの電圧で届けられるそうだ。
発電所からの送電線が50万Vだったわけで、
最後の配電線では1000分の1になるわけだ。
送電と配電の違いはVの大きさの違いなんだ。
あとは電線の見た目に違いがあるのかどうかだね。
次はそこを調べてみるとするか。