地面に埋まっている電線のお話

お家に電気を届けてくれる電線は、空にばっかりあるものではありません。
地面の中に埋まっている電線もあるのです。
今日はそんな電線のお話です。


空に電線が無いときは
(1)地面の中に
(2)裏通りに
(3)建物の壁伝いに
だいたいこの3つのパターンで電線がしまわれています。
ひとつ目の地面の中に電線がある場合には、二通りの埋め方があるのです。


シーシーボックスとキャブシステム


シーシーボックス(C.C.BOX)とは地面に直接、管を埋める方法で、
電線共同溝とも呼びます。
東亜建設技術社の用語集によるとはじめのCは
Community(地域・共同)、
Communication(通信・伝達)、
Compact(コンパクト)、
の3つの意味があり、
次のCにはCable(ケーブル線)の意味だそうだ。
共同溝がガス・水道とともに埋めるのに対し、
シーシーボックス(=電線共同溝)は電気と通信に限定しているそうです。


地面にコンクリート上のダクトみたいなものを作って、
その中に作った棚の上へ管を乗せる方法を、キャブシステムと呼びます。


シー・シー・ボックス(=電線共同溝)とキャブシステムの違いは、
福島県のホームページには仕組みが
朝日建設社には、電線共同溝の工事事例が紹介されていますね。


キャブシステムの方がメンテナンスしやすそうですが、
どっちが多いんでしょうね。