田に写る夕日
電柱を意識しない日常を過ごしていました。
いい景色を探しに旅は続けていましたが、
いつの間にか、電柱に対するへんなこだわりがすうっと抜けていったような感じです。
それは無意識だったんでしょうね。
街を歩く時も、
車で移動する時も
電柱が写真に写り込む時でさえも、
「この電柱素敵だ」とか
「ちょっと景色を邪魔している」とか
そういう意識がありませんでした。
そんな時間を何か月も過ごしていました。
今日、久しぶりに電柱の写真をアップしました。
電柱を撮りに行った日々がすごく懐かしい気もします。
そんな風にわざわざ電柱を撮りに行くことを目的にした旅は、今はしていません。
旅の途中でふと出会ったものに感動できればいいなって思います。
それが、空の色だったり、坂道だったり、小川だったり、花だったり。
その一つに電柱があるかもしれないし、ないかもしれない。
今はそういう気持ちでいます。