川と線路が苦手な電線 その理由は。

川と線路が苦手な電線のお話。


みなさんの身の回りにはたくさんの電柱が建ち、
数え切れないぐらいの電線が張り巡らされていますよね。
でも、その電線がなかなか張られないところもあるんです。


それは、川と線路です。
だいたいこの二つはどこにでもあるものですよね。
でも、これらを超えて架かる電線を見たことありますか?
なかなか無いのです。
あったら、それは非常に珍しい光景なんですよ。

写真は埼玉県三郷市の水路を超える電線の撮影に成功したやつです。


電線が川と線路をなかなか超えられないその理由は、
メンテナンスが大変になるからだそうです。
維持・管理ってやつでしょうかね。
電線を追加するときもですね。
そんなときに下が線路だと、
電車を止めてまでしてから工事しなければならなくなる。
川は橋が近くにあればいいけど、なかなか大変なこと。


そんな理由で、楽にメンテナンスできるように、
川や線路をまたぐようには架線しないのですね。


逆に考えると、道沿いに架線する理由は
メンテナンスが簡単に行えるからなんでしょうな。


なるほど納得。