井の頭公園の紅葉と電柱

あなたの身近な電柱が無くなったらどうなるのだろう、第5弾。

前回までの千代田区中央区あたりは、
大都市すぎてあまり身近感が少なすぎました(汗
場所を変えてJR中央線に乗って30分ほど、郊外へ移動。
首都圏近郊のベットタウン吉祥寺に行ってきました。
井の頭公園の紅葉が見事でしたよ〜♪

吉祥寺駅南口はいつも雑然としていますね。
ビルの谷間の狭い道は、派手ハデなネオンに人ひとヒト。
交通整理の笛とバスのクラクションに動じない人々の群れ(笑)
その人ごみを押しのけるバスがゆっくりと突進してきます。


待ち合わせ場所はマルイ前。というと南口に構えるでっかいデパート。
このデパートの脇を抜けて井の頭公園へと路地が続きます。
路地には小さいけれども雰囲気があるショップが揃っている。
土日は人が多すぎるのが難点ですけど、歩いていて楽しい街の見本のようなエリアだと思われます。小物から音楽系、アジア系と個性豊かなお店ばっかりですよ。

そして、疲れた心を癒すのには、井の頭公園の散歩が最適。
比較的都心に近くありながら広大な面積に緑が残っているこの公園。お弁当食べたり、音楽奏でたり、大道芸や露天がゲリラで登場したり、
ラソンや宴会に講ずる人々も。
紅くなった葉を透かした陽射しが差し込む中、
この日は年配の方が気持ちよさそうに民謡楽器を奏でていました。
時間を忘れてしまいます。

そんな中ありましたアリマシタ!
街中にあるでっかい公園の中に電柱を見つけました♪

どこにあるかはこの下の写真を拡大してみるとわかります。

絵描きのおじいさんの後ろにそっと寄り添う土色の電柱。
これは景色溶け込み型の電柱ですな。
木と見紛うような落ち着いた色使いが上手いですね。
その色使いが「巧み」です♪

木を隠すなら森に。
この言葉は、案外電柱にも通用するのかもしれませんね。

そんなことを思いながら池の周りを一周プラッとしてきました。
12月上旬でしたが、落ち葉舞う井の頭公園で秋が堪能できました。

    • CAST:電柱--

タイプ:景色溶け込み型
高 さ:12〜13m(推定)
傾 き:ほぼ垂直(推定・0〜1度)
 色 :赤茶色系。土、木などの色に近い。
付属品:街灯
場 所:井の頭公園池東岸
付 記:太陽の光が当たり、色の飛び加減が周囲に溶け込んでいてこれも計算のうちなのか。見事だと思った。


最後はおまけ

絵を描いていたおじさまから見えてる景色。

この後は、吉祥寺駅の方へ向かって町を探索してきました!
続きは次回に。