佐賀電柱記の続き 虹ノ松原〜玉島川

佐賀電柱記の続き




虹ノ松原
佐賀県唐津市虹ノ松原は、
江戸時代の初め、唐津藩藩主が新田開発のための防風・防砂林として
海岸沿い4、5キロにわたりクロマツを植えたと言われている。


静岡県・三保ノ松原や福井県・気比松原とともに日本三大松原として知られ、
特別名勝に指定されており、「日本の渚百選」や
「日本の白砂青松100選」にも選ばれている。
また、松林をくぐり抜ける道路は「日本の道百選」にも選ばれている。



唐津湾と姫島】
虹ノ松原を北に抜け、海に出た。
この日の水温は歩き疲れた足を心地よく刺激する程度の冷たさだった。
唐津湾の向こうに微かに見える島は、姫島のようだ。


この時点で既に10キロほど歩いていたようだ。
電柱を撮りにぼちぼち歩きだしたのだが、
写真右の半島のようなところを超えていくことになるとは思ってもいなかった。


玉島川と電線】
国道202号唐津湾沿いに東へ歩きだす。
玉島川河口部で、長い距離張られた電線を発見。
メンテナンスが大変になるため、川を超える電線は珍しい。
結構な長さもあるし、支える電柱には相当な力が掛っていそうだ。



【街灯を支える柱】
海沿いは風の影響を受けるから、支えているのだろう。
と思ったが、支えていないのかな?
ワイヤーもそんなにピンと張られて無さそうだしな。
電気を送るための柱かしら。
そして、ここは地面から電気を引っ張っている?
ふーむ。
何となく愛着が沸く柱だ。



【佐賀の浜と海】
来た道を振り返る。
まだ日差しが強い。
佐賀の海は透き通っていた。
明るい砂の色と、海の透明度。
佐賀が好きになりそうだ。


ここで佐賀の電柱探索の旅は終了。
続いて福岡編へ